2020年度より大学の公式HPでの投稿に移行したため、このブログは2019年までの記事が投稿されています。
過去の投稿にはなりますが、大学HPよりもフランクで気軽に見れる内容が多いです☆彡
気になった方は、ぜひこのままご覧になってください!!
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目白大学保健医療学部作業療法学科の事を少しでも知ってもらえると嬉しいです((´∀`))
作業療法学科 教員より
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作業とは、対象となる人々にとって目的や価値を持つ生活行為を指す。」
(出典:http://www.jaot.or.jp/about/definition.html)
これを行う人が作業療法士ですね。
また、本学教員は作業療法をこう表現しています。
「対象者の方が日常生活や社会生活の場面で経験する不自由さや痛み、不安などをあたかも我がことのように捉えて、その解決方法や対処の方法を考え出すこと」
対象者というのは、患者、利用者、入所者など、作業療法を受ける人のことです。
ピンとこない方もいると思いますので具体的に言いますと…
例えば、50歳代男性のAさんは家族4人を支える、いわは大黒柱です。
そんなAさんはシステムエンジニアの仕事をしています。
やりがいもあり家族の中でAさんの役割は仕事によって果たされています。
つまり、Aさんにとって仕事はとても価値のある作業と言えます。
そんなAさんがあるとき脳梗塞で倒れ、右手が動かなくなり、言葉も思うように出なくなりました。
作業療法士は、Aさんが病院に入院する数か月の間、日常生活に不可欠な食事やトイレ、着替えなどが1人でできるように作業療法を行います。
さらに、Aさんにとって大切な仕事についても作業療法を行います。
右手を動かす練習には時間がかかるので、それだけでなく左手でパソコンを使う練習をしたり、片手でも操作できるようパソコンの設定を変えたり、マウスなどの道具を改造したりします。
同僚の方がお見舞いにいらした時に仕事内容を詳しく聞いてAさんでもできることを話し合ったり、話の仕方を伝えたりします。
Aさんが仕事という価値のある作業ができるように、体と心、道具、方法、家族、同僚に関わります。
もちろん、全てAさんの要望を聴きながらAさんと一緒に進めます。
他にも、転んで足を怪我して閉じこもりがちになりつつある高齢者のご自宅に作業療法士が訪問リハビリに行き、趣味だった草野球観戦に行けるようになるために、靴を履く玄関に椅子を設置して靴を履きやすくしたり、ご家族と屋外歩行の練習を週に2回行ってもらったりします。
また、仕事を頑張りすぎてうつ病で入院している40代の女性と、休みの日の過ごし方、例えば買い物や散歩などその方が安らげる作業(活動)を考えたりします。
これらの作業療法は、全て対象者の「健康と幸福」につながると作業療法士は考えています。
少し長くなりましたが、こんなようなことが作業療法、作業療法士です。
興味を持ってもらえたら幸いです。
のむら
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さて、この長期にわたる臨床実習、一体何をするのか?
説明したいと思います。
大学によっても違うのですが、目白大学の場合は3年生の1月と4年生の4月から8週間の臨床実習に2回、計16週間行きます。
※他にも1年生と2年生も短期の臨床実習がありますが、本記事では8週間の長期実習についてご説明しております
場所は主に埼玉東京茨城神奈川にある病院や老人保健施設です。
主に1人か2人で行きます。
対象者は身体障害、精神障害、発達障害、知的障害、認知機能障害等様々な疾患を抱えている人たちです。
学生は主に1人の臨床教育者につき、その臨床教育者が行う仕事の手伝いをするイメージです。
実際に対象者が何に困っているか聞いたり、検査したり、治療したりします。
基本的に安全な技術から真似し、技術を習得していきます。
最初はとても緊張するものですが、段々と出来ることが増えてくると、自分のことよりも
目の前の対象者の生活ために自分のできることをしなきゃ!
と変わっていきます。
そんな大きな成長をする臨床実習は大学生活の重要な学びの場ですので、教員も毎年最大限のサポートをしています。
野村
4月22日に2019年度、第1回のオープンキャンパスが行われました。
例年同様に模擬授業、学科紹介、個別相談、体験コーナーを各教員が担当しました。
毛束先生ご担当の学科紹介です。
作業療法学科の特徴についてわかりやすく説明をしてくれています。
佐藤彰紘先生ご担当の模擬授業です。
作業療法の仕事を事例を交えて説明してくれていました。
そして、私が担当した体験コーナーです。
熱可塑性樹脂やアイロンビーズを使ってキーホルダー、ストラップやアクセサリーつくりを体験してもらいました。
※写真は熱中したあまり取り忘れてしまいました( ;∀;)
来場してくださった高校生とご家族の皆様ありがとうございました。
次回は6月16日(日)です(^_-)-☆
たくさんの方々のご来場お待ちしております。
館岡
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・国家試験に合格した
・作業療法士として働きたい
という学生は、ずっと、就職率は100%です!!
おそらく、この状況はどこの学校、大学でも一緒だと思います。
先日、2040年に理学療法士と作業療法士の需要と供給が・・・という話題が出ていました!
https://www.mhlw.go.jp/content/10801000/000499144.pdf
私が学生だった20年前に、20年後(2020年くらい)には供給過剰になって就職が困難になるかも、
と言っていました。
ところが、OTやPTの働く場、活躍できる場所が拡大して、実際には多くの求人があります。
この推計どおりになるかは、分かりませんが、
なりたい、夢があるならば飛び込んでみるのも人生の選択肢!
その夢をかなえるお手伝いはします。
ヤスイ
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桜も咲き始め、お天気にも恵まれた晴れやかな日に
目白大学卒業式がおこなわれました。2019年3月25日(月)
学位授与式が終わると、
別室へ移動し、学科ごとに手交式が行われました。
先生方からお祝いの言葉が送られ、
4年生担任の安井先生より学位記を授与されました。
卒業式後は
保健医療学部・看護学部合同の卒業パーティーが開催されました!
先生方へ感謝の思いを伝えたり、学生同士いろんな話で盛り上がったり。。
皆さんとっても楽しそうでした◎^^◎
最後に教員一同から、ビデオと歌のプレゼントを贈りました!!
一番盛り上がったのでは・・!!
学生の皆さん、喜んでもらえて何よりでした★☆
4年間で出会えた仲間や経験は一生の財産になることだと思います。
目白大学で皆様に出会えたことに感謝です。
皆様のこれからに幸あれ!!
今後の活躍、祈念しております。
本当におめでとうございます。
永野
]]>皆さん、こんにちは。
ブログ委員の近藤です
2/9(土)、作業療法学科では2019年新入生フォローアップセミナーが行われました
対象はAO入試/推薦入試で見事合格した来年度の新1年生です
33名の参加です。
前日より関東に大雪予報、、、、
案内を急遽作成、教員は夜も朝もヤキモキしながら
皆さんが無事に参加
出来ることを祈っていました
今回のフォローアップセミナーは
・先取り!大学授業・実習編;骨の勉強をしよう
学生から一番人気、解剖学の前島先生!
人体模型を見ながら骨を並べていきます
人体模型の完成!!
・先取り!大学授業・演習編;脳卒中患者の車いす操作法を体験しよう
「食事や飲み込み」を支援する嚥下障害のスペシャリスト!
佐藤 先生
作業療法の様々な理論と実践モデルに精通した!
金野 先生
・車椅子操作や、注意点の説明をうけています。
皆さん、真剣に聞いているーーーーー!
実際に操作体験〜!
片まひ体験による車いすレース開催!
・先輩との交流会&自己紹介
授業の受け方やアルバイトについての質問、、、、、、etc
〜最後に集合写真です〜
(当日、スタッフとして参加してくれた現1年生の皆さんありがとう)
まだまだ不安や緊張があると思いますが
入学が待ち遠しいと少しでも思ってくれたら幸いです
また春にお会いしましょう
近藤
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2019年最初の投稿となりました。
本年も、笑顔溢れる素敵な1年になりますよう
どうぞよろしくお願いいたします★★
作業療法学科では年明け最初のイベントとして
レベル?OSCE(オスキー)が行われました!
OSCE(オスキー)とは・・?
臨床実習に行く前の「客観的臨床能力試験」のことです。
実習に行く前に、必要なスキルが身についているか、
今回も外部評価者の方、模擬患者の方のご協力によりOSCEが進められます。
毎回の事ながら、
ご協力していただける方々がいらっしゃるおかげで
このような時間が成り立つことに感謝です。
今回の対象学年は2年生!2年生は2月に実習を控えています。
身体領域(一課題)と精神領域(一課題)の計2つの課題に取り組みました!
<身体領域 試験の様子>
<精神領域 試験の様子>
試験後、担当グループの先生フォローのもと
試験の反省や改善点を話し合い、全行程が終了いたしました★
試験を終えた学生達。気持ちが少しほっとしたようです^^◎
2月の実習の前に自分の良い点・苦手な点が
見直すことのできた良い時間となりました!!
2月からいよいよ実習です。実習までもう少し・・!
またひとつレベルアップできるように一緒に頑張りましょう!!
永野
]]>本日は12月13日に行われた卒業研究発表会をご紹介します。
大学生なので、卒業研究をします。
難しそうに聞こえますが、自分の興味のあることについて調査・データ収集をし、分析を行い、わかったことを書くのが研究です。
テーマは色とりどりです。
今年の卒業研究のテーマの一部をご紹介します。
人名の記憶が得意な人と苦手な人の違い
統合失調症患者の家族が抱く負担感
BGMが作業の効率に与える効果
ダンスによってもたらされる心理的効果について
振動刺激が与える筋硬度への影響と有効的な肩こり解消法
どれも身近で興味深い内容ばかりです!
3年次生も見学に来ていました。
この発表が終わったら多くの4年次生は2月下旬の国家試験を残すのみとなります。
あと約2か月、教員にできることはわずかですが、ともに頑張りましょう!
野村
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現在、目白大学4年生は、
2月に行われる国家試験に向けて勉強真っ只中の時期です。
そんな中、体育館をのぞくと、作業療法学科4年生の姿が!!!
勉強漬けの体に息抜きを。ということで
体育館で体を動かしに来ていました!!
また別の日には人数が増えて皆でリフレッシュ★★
勉強の真剣モードから少し開放され、
笑顔や笑い声が絶えず溢れていました^^
終わった後は、良い汗・良い笑顔の皆さん^^
息抜きでしたが次の日は体が痛かったそう。。(笑)
ですが、とても満足したご様子でした。
リフレッシュも大切ですね★
息抜きもしながら国家試験へ向けて一歩ずつ進んでいきましょう。
我々教員も、様々な場面で全力サポートしていきます!!
永野
]]>野村です。
今回は作業療法学科・理学療法学科・言語聴覚学科合同のチーム医療演習という授業の紹介をしたいと思います。
チーム医療とは、専門職が連携して対象者の医療及びリハビリテーションを行うことを言います。
当たり前のことですが、これが案外奥深いのです。
目白大学保健医療学部のチーム医療演習では医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士の教員から講義を行ったあと、グループワークと発表会に臨みます。
グループワークは作業療法学科・理学療法学科・言語聴覚学科の学生が混ざって計8名程度のグループになり、1事例の目標設定と介入プログラムを考えます。
対象者の状態について話し合っています。
目標について議論しています。
グループで決めた目標と介入プログラムの発表・質疑応答をしています。
チーム医療演習を終えてからのアンケートでは、
「他職種の考え方を知ることができた」「チームで話し合う大切さを学べた」「自分の職種の役割を知れた」等の意見が書かれていました。
このような学科を超えた授業を通して、結局は自分が目指す職種の専門性を学ぶことができるのが重要であると教員も再認識しました。
野村
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だいぶ肌寒くなりましたね・・
この時期は、季節の変わり目で体調を崩しやすいので要注意です。
今回私は、体育以外の学科の授業はどんな様子なのかを探るべく、
「基礎作業学演習?」(1年生)の授業にお邪魔してきました!!
作業療法学科の佐藤佐和子先生の授業です^^!
皆さん真剣に作業をしています。何を作っているのでしょうか...!
この授業では、
木工・陶芸の作業を中心とした授業です!
外部講師(木工や陶芸の専門家)
その過程での感情の変化や体の動かし方に着目してみたり
準備から完成までの工程を学び、木工・陶芸の特性や理解を深めていこう!
ということだそうです。
前半は木工なので、今回はその様子をお伝えします。
木工では1枚の板を使って、作品を作り上げていきます!
こちらは設計図と授業プリントです。
作品を作り上げるうえで、設計図はとても重要。
そのため、皆さんの設計図はとても細かく数字や図が書かれていました。
学生に聞くと、設計図を作成するのが一番苦労したそうです。。
その設計図をもとに、どんどん作業を進めます。
時には仲間と協力しながら。理想の形に近づけていきます!
これは卒業生が残してくれた、完成品。
1枚の板でこんなにも素敵な作品ができるのですね!!
こういった作業を体験して、学ぶことで、
将来、患者さんと「モノ」を作るリハビリや作業があった時
この授業での経験が生かされてくるかもしれませんね!
作業療法士としての幅が大いに広がりそう★★
段々と出来上がっていく感じが楽しいそうです。
なんだかワクワクしますね!!
素敵な作品ができますように。
がんばれーー!!!
永野
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今年のテーマは「Have it your way」
自由にやるという意味だそうです。
学務部長・仲本先生の挨拶でスタート!!
作業療法学科では、学科説明会、保護者説明会が開催されました。
會田学科長による学科の説明です。
保護者の方々、ご多忙の中、大学までお越しいただきありがとうございました。
作業療法学科の学生や教員が出展に関わっているブースをご紹介します!!
めじねこグッズ販売、猫を愛する「めじねこサークル」の作業療法学科学生
鉄板焼きのあつあつ餃子を販売している「バレーボールサークル」の作業療法学科の学生
「カフェ 仕事塾」模擬喫茶店で就労体験中の子ども達と学生
愛情いっぱいのひとくちピッツァを販売している「作業療法学科2−B」学生
作業療法学科教員が協力している介護者サロンおもい☆槻と地域交流会「アクティブ倶楽部」によるチャリティーバザー
国家試験勉強真っただ中!!一息ついている4年生
作業療法学生による学内ツアー!!
今年も盛り上がった桐榮祭でした。
来年も楽しみですね!!
館岡
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さて、海外視察ブログPart2です。
Edinburgの次に訪れたのは、London(ロンドン)!
皆さんご存知のシャーロックホームズやハリーポッターの街です!
最近では、ヘンリー王子の結婚がニュースになっていましたね!
Londonでは、次の施設を訪問しました。
1. the Royal Hospital Nelo disability(ロイヤルホスピタルニューロディサビリティ)
2. Fulham Good Neighbors(フラムグッドネイバーズ)
4. British Association Occupational Therapist(イギリス作業療法士協会)
the Royal Hospital Nelo disabilityは神経難病を罹患した患者さんを専門とした病院で、作業療法士は様々な活動を通して患者さんのスキルや心の支援を行っていました。
グループでの料理教室や、プロジェクトマッピングで好きな写真や動画を映しながら行なうトレーニングなどどれも楽しそうなプログラムばかりでした。
↓とてもきれいな作業療法室です
イギリスも近年高齢化社会が問題となっており、地域で暮らす暮らし高齢者の生活を支援しているのが、Fulham Good Neighborsとthe age UKです。
ティーパーティを企画したり、男性高齢者の方には日曜大工ができる場を準備したり、様々な活動を通して高齢者の生活を支援する取り組みは作業療法と似ておりとても勉強になりました。
↓説明してくださった職員の方の奥様は日本人だそうです。
British Association Occupational Therapistは、イギリスの作業療法士協会です。イギリスの作業療法士の取り組みを知ることができました。最近では、火災の予防に作業療法士が活躍しているそうです!
以下は、イギリスのOT協会が作成した動画です。画面の左側がホームヘルパーを導入した場合で、右側が作業療法士を導入した場合です。作業療法士は患者さんのやりたいことを聞き出し、一緒に計画をして、一緒に料理を作る支援をしています。コーヒーを淹れるために、歩行器で歩き、重い牛乳パックを持つなど1つ1つがリハビリになっており、生活に張りがでていますね!さらに、自分でできたことが自信となり、次の行動を起こすきっかけの支援にもなっていることが良くわかりますね!
↓開放的なロビーです
今回の研修で学んだことは、日本リハビリテーション連携科学学会の定例研究会で発表予定です!
参加費は無料ですので、ご興味のある方は奮ってご参加ください!
・日時2018年12月2日(日) 14時〜16時30分
・開催場所 筑波大学・東京キャンパス 122教室(1階)
(東京都文京区大塚3-29-1、茗荷谷駅徒歩5分)
以上、2回にわたってイギリス視察研修の模様をお伝えしました。
実は夏の海外の作業療法視察研修は今回が3年連続3回目です。
この他にも教員個人で海外の学会に参加しています。
目白大学では、国際経験豊かな教員と一緒に世界の作業療法を学ぶことができます!
木口
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