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- 2023.04.11 Tuesday
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今回のレベル2実習を終えた学生にインタビューしてきました!!
協力してくれたのは2年生のY.Y君(左)とS.Yさん(右)
Y君は身体障害分野の急性期病院、精神病院
Sさんはリハビリテーション病院、老人保健施設
Y:身体障害分野では、1週目は座位保持が出来ていなかった患者さんが2週目になったら作業療法士(以下、OT)がこの状態で支持をしているよう伝えると、患者さん自身で上体を立て直したりしていて支持性が1週目に比べて上がっていましたすぐに成果が出たのでとてもやりがいがあったよ
S:急性期ってそんなに短期で変化あるんだね
Y:精神分野の実習で統合失調症の患者さんを見させていただいたんだけど、入退院を繰り返している患者さんに対してどんな作業療法を使って生活を改善していくかを考えるのが大変だったなぁ。身障分野の実習とは違って、同時に複数の患者さんを見ることがあるため、患者さん1人だけを見る時間があまりなかっただから、目標を立てるのが大変だったよ。慢性期の精神病院だったので、長期入院している患者さんが多くて、薬の副作用で上手く言葉を話せない人もいてね、そういった人と話しているときに言葉をしっかり聞き取ることができなかったので悔しかったなぁ
S:私は老健(老人保健施設)に行ったんですけど、認知症テストを90歳の方に評価して点数を出すことで、認知症という障害への理解が深まりましたねまた、患者さんとお話しているうちに色々なこと知っていると会話が弾みました
Y:自分の患者さんの年代に合わせて話題ができると良いよね。例えば、ボードゲームの囲碁とかね
S:そうだね!!私はドライブが好きで高速道路がどこにつながるとか覚えるのとか、車も好きなんで、患者さんとそういったことで会話が盛り上がって
Y:なんでもない話って大事だよね!!どんなことも話の種になるって思ったよ
S:身障ではSV(supervisor:実習指導者)さんに評価や検査の仕方を教えてもらいましたね。学校で検査方法は習ってはいたんですけど、いざ患者さんを目の前にすると上手くできなかったのでもっと勉強しなきゃ、って感じましたね。
Y:頭ではわかっていても実際だと難しいよね
S:検査中も評価しなきゃ!って事ばかりで最初は患者さんをみていなかったですね
Y:そうだね、俺も頭いっぱいになって患者さんをみれていなかったな!!
S:評価しているときの患者さんの動きをみるのも、すべてが評価なんだよね.なんかこう実習が終わって、担当していた患者さんがどうなっているか気にならない
Y:気になるね自分がいた時とその後でどう変わっているのかなって
S:そうそう、実習が終わって帰るときも名残惜しかったですね。泣きそうになりましたもん
柴:今回の実習でノートやレポートなど本当大変だったと思うけど、終えてみてどうですか?
Y&S:行って良かったです
Y:現場に行かなきゃわからないし、2週間は長いかなと思ったんですが、有意義にすごせました
S:1週間だと患者様となかなかコミュニケーションも取れてこないし、お互いのことが理解できなかったです。でも、2週間を通して自分自身が成長できたな、って思います
Y:それに実際患者さんと触れて教科書じゃ学べないこと本当にいっぱいありました
S:「百聞は一見にしかず」だったよね あと、SVさんに「明るいね」とか褒められると自信にもつながりました!!たまにOTに向いていないかなとか思うけど、誰もが一度はそういう不安になるよね
Y:俺もそう思うでも実習を通して自分の足りないことが多いことを痛感したけど、OTになりたいって気持ちは、この実習で強くなった気がする
S:私も早くOTになりたいって思いましたよ。早く治療にかかわっていきたいですね
Y:この実習すべてが良い経験になりました患者さん、SVさんとの接し方もとか…レベル3実習に向けて基礎を固めていきたいと思います
S:そう、まず基礎を固めていかなきゃね!頑張ってこうね
…すでにレベル3に向けてやる気みなぎるY.Y君、S.Yさんでした
このインタビュー?談話は2時間くらいしていました。実習で自分が感じたこと、今後の自分に何が必要か話していました。この記事では伝えきれない、本当に熱い思いを語ってくれました
私も負けてられませんね!!学生の成長をこんなに間近で見られて柴田は幸せです
柴田