こんにちは。
野村です。
11月14日の土曜日、目白大学新宿キャンパスにて
「第1回クリニカルクラークシップに基づく作業療法臨床教育研究会」
を行いました。
「クリニカルクラークシップ」とは、
病院などで行われる臨床実習において学生が1人ないし2人の対象者を担当して
ケースレポートを作成する症例基盤型実習とは異なり、
実習地で教えてくれる先生(臨床教育者)が担当する全対象者への技術の一部を担当する教育方法です。
↑吹田市民病院の花房謙一先生による特別セミナー
『クリニカルクラークシップに基づく作業療法臨床教育の実際』
↑目白大学の小林幸治先生による基調セミナー
『本学におけるクリニカルクラークシップ本格実施への取り組み』
50年以上続く症例基盤型実習よりもクリニカルクラークシップのほうが教育的に優れた教育方法である、と
目白大学作業療法学科は開学当初の
11年前から導入しています。
しかし、研修会も少なく、普及に時間がかかっていることから、
目白大学作業療法学科の主催で研究会を行う運びとなりました
↑シンポジウムで発言する中野区障害者福祉会館の平井奈緒子先生
北は青森、西は岡山から計53名が参加してくださいました
参加者の中には、「CCSで実習を行いたいが職場の理解が得られない」「CCSの導入が難しい」など
様々な意見が飛び交いましたが、皆さん挑戦している様子が伝わってきました。
目白大学作業療法学科はより良い作業療法士教育環境ができるように学内外に発信すべく、
ここからまた新たなスタートです。
↑講師の先生方と目白大学教員・学生スタッフ・大学院生スタッフ
のむら